・2014年1月末、App Storeトップ画面でSC-88風のアイコンが目に留まりました。
・製品情報を見るとローランドのGS規格に対応したソフトウェアシンセサイザーです。
・これは懐かしい!!
・通常価格2,000円のところ、発売記念で2015年2月10日まで1,500円。
・評価を見てもそんなに悪くなさそう、ということで速攻購入しました。
→Roland 製品情報サイト
→iTunes ダウンロードサイト
■詳細情報-------------------------------------------------------------
・使い方等は以下のサイトがとても参考になります。
・特にWifiを使ったMIDIネットワークの解説が勉強になりました。
→Sound Canvas for iOS 徹底活用術 [基本編]
→Sound Canvas for iOS 徹底活用術 [応用編]
■対応機種に注意-------------------------------------------------------
・対応OS:iOS 8.1.2以上
・対応機種:iPhone5s、iPhone6、iPhone6Plus、iPad Air以降、iPad mini2以降
・私の iPad mini2 は対応機種でした。
・それにしても機種制限が厳しいですね。たぶんCPUの差かな?
・と思って調べてみると、対応機種のCPUは A8 / A7。
・一方の非対応機種のCPUは A6 / A5でした。
・A7以上のCPUパワーが必要ということでしょう。
・非対応機種でアプリをダウンロードしようとすると「非対応」と表示されます。
・本当はlightning/MIDIインターフェイスがあるとベストです。
・でも価格が結構高いで、追加投資なしで楽しめる方法をいろいろ試しました。
■使用法1:MIDIファイルの転送はDropbox経由が便利----------------------
・再生したい MIDIファイルをDropbox上に置く。
・iPad側のDropboxアプリで目的のMIDIファイルを開く。
・「ファイルを開けません」と表示されたところで「別のアプリで開く」。
・アプリとして SOUND Canvas for iOS を選択
・これで曲フォルダにMIDIファイルが追加されます。GoogleDriveも同様。
■使用法2:再生音をBluetoothスピーカーで聴く--------------------------
・iPadにBluetoothスピーカーを接続する方法が一番簡単です。
・SONY SRS-BTV5
・iPad本体のスピーカーから出てくる音よりもはるかに良いです。
・プレーヤー画面で表示される小節位置と実際音とのズレはほとんど感じません。
・BGMで楽しむ分には充分です。
■使用法3:再生音をAirPlay経由オーディオセットで聴く------------------
・Apple TV (AirPlay)経由でも使えました。
・Bluetoothスピーカーよりもずっと良い音で聴けます。
・画面に表示される小節位置と実際の音とのズレはほとんど感じません。
・多少の遅れが出ているとは思いますが、BGM用途なら気になりません。
・昔聴いた懐かしい音がよみがえる感じです。
・SC-88Pro実機は既に処分してしまったので比較しようが無いのが残念。
・今度HOで中古品を見かけたら買っちゃおうかな、、
■使用法4:rtpMIDIを使ったワイヤレスMIDIネットワークを試す------------
・rtpMIDI 設定方法 ※Windowsで使えるとは知らなかった、、
・iPadのSOUND Canvas for iOSを外部音源モジュールとして使う方法です。
・追加投資ゼロ。Wifiを使ったワイヤレスMIDIネットワーク活用法。
・WRD(歌詞)表示がきるWin用ソフト TMIDI Playerは Win7/8でも動作します。
・WindowsPCで TMIDI Playerを起動して演奏と歌詞表示をさせる。
・外部音源としてSOUND Canvas for iOSをワイヤレスMIDIネットワークで繋ぐ。
・PCモニター上ではWRDファイルが再生され、曲の進行に合わせて歌詞表示が進む。
・再生音は AppleTV (AirPlay)経由でオーディオセットから流れる。
・ただしWifiの具合によって音が途切れることがある。動作がやや不安定。
・本格的に外部音源として使うならlightning/MIDIインターフェイス必須です。
■iPad mini2(A7プロセッサー)での動作状況--------------------------
・iPadの新しい(楽しい)活用法として◎です。
・トータルでは懐かしい音が出ていると思います。
・ただ、何となく違和感がある部分もあります。
・ST-88Pro実機が残っていないので細かい音色比較ができません。
・MIDIファイルを10曲読み込ませただけで「動作が重い」印象です。
・ボタンをタッチしてからの動作が遅い。
・ファイル、フォルダ、ソングリストの表示が遅い。
・A8プロセッサーを搭載した iPad Air2 なら快適に動作するのか?
・ファイル、フォルダ、ソングリストの関係が分かりにくい。
・ビジュアル的に分かりやすい表示と操作体系を期待します。
・あとRCPファイルに対応してくれたら言うこと無しです。
■懐かしのDTM(Desk Top Music)全盛時代--------------------------------
・1990年代の DTMブームに乗って自作MIDIデータをたくさん作りました。
・まだ小さかった子どもにせがまれてアニメ主題歌も耳コピーで作りました。
・SC-88Pro用に作った自作MIDIファイルが大量に残っています。
・歌の進行に合わせて歌詞を表示するWRDづくりにも精を出しました。
・当時のMIDIファイルをたくさん持っている人にはお勧めです。