・2014年5月終わり、ハードオフで入手したジャンク品です。
・税込み540円。電球やICの部品取り目的で確保しました。
■製品情報------------------------------------------------------------
・オーディオの足跡 Pioneer TX-7600II ¥25,800(1979年頃)
※オーディオの足跡にはTX-7600IIの情報しかありません。
※TX-7600とTX-7600IIの違いは未調査
・Hifi Engine PIONEER TX-6700(TX-606)
※周波数パネルやメータパネルの色が違うようです。
※サービスマニュアル、回路図が入手できます。
■動作確認------------------------------------------------------------
・電源コードの印字は1977。本体奥行きが小さめなボディ。
・フロントパネルやボディに目立つキズはない。
・よく見るとリアパネルはプラスチック製。
・電源オン。メーター照明OK。
・周波数窓の照明なし。指針だけが光るタイプでした。
・FM受信OK。メーター動作OK。ミューティング動作OK。
・STEREOランプ点灯。実際にステレオ感もある。
・AM用アンテナが無いのにAMも受信OK。
・内部にバーアンテナを持っているのか?
■内部確認------------------------------------------------------------
・予想通り内部はスカスカ。
・小さな基板が斜めに設置されています。
・やはりAMバーアンテナが内部にありました。
・FM3連AM2連バリコン搭載。
・CF2個→PA3001(クアドラチュア検波)→PA1001
・HA1197 AM用IC
・調整用VRは2個だけ、とってもシンプル。
・輸出機の回路図と比較すると基本構成はほぼ一致。
■調整記録------------------------------------------------------------
・FMフロントエンド
・L5,TC3:FMOSC調整
・L2,L4,TC1,TC2:RF調整
・T4:歪調整
・T6:クアドラチュア検波調整
・VR1:VCO調整→TP5 76kHz
・VR2:パイロットキャンセル
・ミューティング調整なし
・Sメーター振れ調整なし
・セパレーション調整なし
■試聴----------------------------------------------------------------
・FM/AMとも正常に受信します。出てくる音に特に不満なし。
・とてもシンプルな構成ですが性能的にはこれで十分なのかも?
・それにしてもフロント照明が無いとはちょっと期待外れ。
・周波数窓の照明が無いとアナログチューナーの魅力は半減ですね。
・予定通り基板だけ残して解体処分だな、、