・相変わらずオールドチューナーの整備を進めています。
・今回はゴージャスな外観の巨艦チューナーなので何とか復活させたい、、
・ところがフロントパネルを固定しているネジが全部潰れて(なめて)いました。
・M3×6mm 平ネジ7本(上側3本、下側4本)
・整備に挑戦したものの諦めた先人がいたようです。
・なべネジなら「ネジザウルス」で簡単に外せますが平ネジには歯が立たない。
・どうしたものか、、と調べてみると便利な道具がありました。
■ネジザウルス-------------------------------------------------------
・ジャンク機を分解するときの必需品。
・今回は役立たずでしたが、わずかでも頭が出ていれば平ネジも掴めます。
■ネジすべり止め液----------------------------------------------------
・黒い液体の中に尖った粒子が入っているそうです。
・なめたネジ穴に1~2滴たらしてドライバーでグリグリ。
・ドライバーの先端が「ジャリジャリ」する感じです。
・ネジ穴が少し残っていれば粒子が食い込んで回せます。
・7本のうち3本はこの方法で外せました。
・最初に貫通ドライバーでネジ穴を叩いておくと良さそうです。
■なめたネジはずしビット----------------------------------------------
・残りの4本はネジ穴が完全に無くなっています。
・きっと電動ドライバーで思いっ切り回したのでしょうね。
・次の手段として3本セットの「ネジはずしビット」を買いました。
・ネジ穴にドリルで小穴を開け、ビットを逆回転で締めこんで外す道具です。
・今回はM3サイズの平ネジなので赤色(M2.5~M3用)を使います。
・ちなみに黄色(M4~M5用)、緑色(M6~M8用)
・電動ドライバーの先端にドリル部を装着。
・潰れたネジ頭に正回転(右回転)で深さ1mmほどの穴を掘る。
・先端をビットに取り替えて逆回転(左回転)でビットを食いつかせる。
・これで面白いほど簡単にネジが外れました。
・トルクがかかるようにゆっくり回すのがコツです。
・やれやれ、、ようやくフロントパネルが外れました。