・いま手元にあるチューナーで表示部に文字を表示できる機種はこれだけでした。
・ずいぶん前にHOのジャンクコーナーで確保したまま放置していた機種です。
・今回「STOP WAR」と表示させるために修理調整しました。。
■製品情報------------------------------------------------------------
・ONKYO製ミニコン INTEC205シリーズ FM/AMチューナーです。
・進化系譜 T-405W → T-405X → T-405TX
・T-405TX取扱説明書 ＜ONKYOサポート 取扱説明書ダウンロード＞
・Hifi-Engine ONKYO T-405X
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■動作確認------------------------------------------------------------
・外観は目立つ傷はなく状態は良い。
・時計や周波数の表示部の輝度はちょっと暗くなっている感じ
・FM/AMとも受信OK。周波数ズレなし。STEREOランプ点灯
・ワイドFM対応というか、ワールドバンド対応（76MHz～108MHz）
・名古屋地区のFM補完放送も受信OK、STEREOランプ点灯
・92.9MHz 東海ラジオ(1332kHz)
・93.7MHz CBCラジオ (1053kHz)
■内部確認------------------------------------------------------------
・電源コードの印字「2001」
・フロントエンドは3連バリキャップの小さなパッケージ
・LA1837だけでFM/AMの受信復調を担っています。
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■改造記録------------------------------------------------------------
・FMアンテナ端子が使いにくいのでF端子に改造しました。
・背面パネルの適当な場所に穴をあけて配線するだけです。
・これだけでアンテナ接続環境が大幅に改善します。
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■調整記録------------------------------------------------------------
【FM受信調整】
・LA1837-11pin → 電圧計セット（FM-Sメーター電圧）
・83MHz受信 → フロントエンド内IFTコイル調整 → 電圧最大
【FM検波調整】
・TP101 電圧計セット（Tメーター電圧）
・83MHz受信 → L101調整 → 電圧ゼロ
・音声出力端子 → WaveSpectra接続
・83MHz受信 → L102調整 → 高調波歪最小
※TP101 → LA1837-26pin～28pin
【MUTING調整】
・83MHz,20dB受信 → R111調整 → MUTING作動位置
【キャリアリーク調整】
・音声出力端子 → WaveSpectra接続
・83MHzST受信 → L103調整 → 19kHz成分最小（Lch）
・83MHzST受信 → L104調整 → 19kHz成分最小（Rch）
【AM受信調整】
・LA1837-12pin → 電圧計セット（AM-Sメーター電圧）
・999kHz受信 → L106,L107調整 → 電圧最大
■試聴----------------------------------------------------------------
・性能はラジカセクラス、でもFM補完放送対応機としては使い道あり。
・76MHz～108MHzまで受信できるFMチューナーは稀少です。
■Stop War! / No war!------------------------------------------------
・100円ショップで使えそうな小物を探してきました。
・マグネットプレート（赤・青・黄）
・プラスチック消しゴム（青・黄） → 中性洗剤で表面の白いパウダーを落とす
・FANCY STICKER（文字シール） → 黒マジックペンで文字を塗る
・STICKY NOTES（ふせん）
・色画用紙（363mm×257mm）
・文字を貼った消しゴムは職場のデスクに置いています。
・小さなマグネットプレートはホワイトボードの隅に貼り付けました。
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